髪が広がってパサパサしてしまうと気分が上がらず、なんとなく一日スッキリしないですよね。
特に乾燥した季節や暑い夏に汗をかいた後などはパサつきが気になると思います。環境や状況によってパサつきの原因が違ってきます。
スポンサードリンク
髪は健康的であればどのような状態になってもそれほどパサつくことはないのですが、髪に何かしらの負担がかかることによってパサついてしまうという理由があります。
日常に知らず知らず髪に負担をかけている可能性もあれば、物理的にパーマや毛染めなどが原因でパサついてしまうことがあります。
そんなパサついてしまった髪にトリートメントで治るものなのか?もしくはパサついた髪にトリートメント意外に良くする方法があるものなのか?と悩んでしまいますね。
髪をパサつかないようにまずはしっかりお手入れすることが大切です。
髪はなぜパサついてしまうの?
髪は傷んでくるとまとまりがわるくなってしまいます。その傷んだ原因は髪の表面に起こる外的要因と髪の内部による内的要因です。その2つの原因で起こる水分不足が髪のパサつく原因となってしまうのです。
外的要因というのは、日々使うドライヤーの熱やパーマやヘアカラー、日焼けなど。また、内的要因は、髪の毛への栄養不足です。
日々のドライヤーは熱を髪に直接当てる時必要以上に温風を髪に与えてしまい乾燥させてしまいます。パーマやヘアカラーに関しては、キューティクルに負担をかけてしまい髪の成分であるタンパク質を流出させ水分も一緒に外に出てしまうのです。
ドライヤーだけでなくシャンプーも髪質に合わないものを使用してしまうと必要以上の水分や油分を外に流出してしまいます。シャンプーを髪質に合ったもので洗うことで髪の仕上がりが変わってくるのです。
シャンプーをした後のタオルドライも乾かし方によっては髪をパサつかせてしまいます。濡れた髪はキューティクルが開いているのでタオルで摩擦させてしまうとキューティクルが剥がれてしまうのでこの時にも髪をパサつける原因になってしまうので注意が必要なのです。
髪への栄養不足というのは、まず日ごろの食生活、生活のリズムなどによって体内から栄養不足になってしまっていることです。
食生活では、外食が多かったり偏食があったり、またダイエットをして食事制限をしていたりすることも栄養不足となってしまいます。
パサついた髪を改善するために、髪に栄養のあるものを食事に取り入れなければいけません。メインはタンパク質、大豆、卵、肉や魚です。そしてビタミンやミネラルも大切です。ビタミンは緑黄色野菜、ミネラルは海藻に含まれています。このようにバランスの良い食事をすることで髪を改善できる可能性があるのです。上手く栄養を摂れない場合はサプリメントを上手く取り入れるのも効果的でしょう。
スポンサードリンク
そして、食事を改善したら日常の生活も大切です。ダイエットで無理な食事制限はもちろん注意しなければいけません。無理をして身体を崩すと髪にも直接影響が出てしまいます。
寝不足も髪には大敵です。髪を生成するゴールデンタイムがあります。その時間というのが夜の10時から夜中の2時の間です。分泌物が活性化されお肌と同じく髪も活性化される時間帯です。この時間に就寝しないで夜更かしを続けてしまうと髪にも疲れが出てしまい栄養が行き届かなくなって髪がパサついてしまう原因となるのです。
髪は体調によって変化してきますし、もちろん年齢からの変化もあります。しかししっかり髪と地肌のお手入れをしていれば髪はしっかり健康的な潤いある髪を作っていくことは可能なのです。
髪をパサつかせない方法は?
髪は外的要因と内的要因でパサついてしまいます。そんなパサつきを抑えるにはどうしたら良いのでしょう。
まず、外的要因からなるドライヤーの熱によるパサつきを防ぐためには。
濡れた髪を乾かす時にドライヤーは内側から乾かすことです。つい髪の表面から乾かしてしまうと思いますが、一番乾きにくい頭の後頭部の内側から乾かしていきます。顔の周りや毛先は最後に軽くドライヤーで乾かすことで全体にバランスよく熱が伝わり余分に水分を取ることがなくパサつかないように仕上がります。
髪を乾かす前に洗い流さないトリートメントもしくはオイルを髪に塗布しておくと熱から守ってくれます。またヘアアイロンで巻き髪を作るときもできれば洗い流さないオイルを付けてからアイロンで巻くときに保護してくれます。
パーマやヘアカラーをしたあとパサつかないようにするには、美容院でプロに行ってもらうトリートメントをしっかり行うことをおすすめします。髪に直接負担をかけてしまい栄養が流れてしまっているので、トリートメントで補強する意味でもトリートメントは欠かせません。
更に髪だけのケアではなかなか難しい場合もあります。そんな時は頭皮からケアをすることがお薦めです。
頭皮のケアは髪をケアするよりも髪を健康的にする要素がたくさんあります。その理由は、頭皮にある毛穴を綺麗にし血行を良くすることで新しく生えて来る髪が健康的な髪を育てることができます。そのため美容院でトリートメントと頭皮のケアをダブルですることで、髪のパサつきを抑えることと健康的な髪へと改善することができるのです。
栄養バランスの整った食事と健康的な食生活と頭皮のケアと髪へのケアを少しずつ意識して改善していくことで髪はとても健康的になりツヤのある髪へと育てていくことができます。もちろん、即効性はないので日々の意識が髪を美しくはぐくんでいくことができるのです。
年齢によるパサつきの変化
とは言っても加齢による髪のパサつきというのも大きな悩みの一つでもあります。
私も20代→多毛、油分多い髪、パーマがかかりにくい剛毛 30代→多毛だが油分が減ってコシが少し無くなってくる
40代→この10年間で髪の変化が著しく多毛ではあるが一本一本髪が細くなってきた、20代の頃よりまとめやすくなった=細くなった髪 50代→髪が細くコシが以前より無くなってきたけどやっと柔らかい感じの髪質になってきた
という年輪です。お客様の中で30年近くのお付き合いの方は同じように年齢で変化がありました。
お肌と同じで髪も年齢によって水分量やタンパク質が減ってきてしまうのです。そのためいくら外から水分を与えても髪に潤いを保つことは難しいです。健康な髪を保つためには水分、タンパク質、脂質のバランスが良くないと髪はパサついてしまうのです。
年齢と共にうねりや気になってきた原因はこの3つのバランスが悪くなってしまったからなのです。
では、髪や頭皮の老化を少しでも進行を防ぐにはどうしたら良いのでしょう。
毎日お肌のお手入れはしているけど頭皮のお手入れはしていなかった・・・という人は今からすぐでも遅くは無いです!
髪の毛だけでは加齢による髪の状態を改善はなかなか難しいです。今からでも遅くなくしっかりとエイジングケアをすることをおすすめします。エイジングケアの一つに頭皮のマッサージがあります。
美容院で今では当たり前のようにアンチエイジングのためのケアメニューがあると思います。
女性専用のスカルプケア商品を使った頭皮マッサージ、また育毛専用の頭皮マッサージなど効果を最大限に出せるようなケア方法が今ではたくさん出ています。
美容院では水分や皮脂の低下を防いでくれる成分で老化の進行を抑えたアンチエイジングのシャンプーでケアをしたり、自宅でもスカルプケアできるシャンプーを使用してマッサージをしながらシャンプーをして頭皮の血行を良くすることも効果が高いです。
髪をパサつかせてしまう乾燥は、頭皮を乾燥させてしまうと髪にまで影響を与えてしまうので、頭皮からしっかりと潤いを与えるようにケアをすることが大切です。
頭皮を整えた後は弱った髪を補修するためのトリートメントで整えます。
ある程度の年齢になると諦めてしまうお客様と意識を持ってケアしているお客様とでは同じ年齢なのに髪の状態によって印象が全然違ってきます。
髪がパサつかずツヤやハリのある健康的な状態であると年齢がいくつになっても若々しい印象でいられます。今の自分に諦めず頭皮と髪に向き合って丁寧にケアをすることで、髪の改善ができる可能性はとても高いのです。
いつまでもパサついた髪にしないで、ツヤツヤサラサラ健康的な髪の状態を維持できるようケアをしてみてはいかがでしょうか?
こちらの記事もおすすめです
スポンサードリンク