髪がくせ毛の人は、よく髪の毛が切れたりしませんか?
髪の毛がくせ毛の人は直毛の人の髪の毛よりも乾燥毛の場合が多く切れ毛になりやすいことが原因かもしれません。
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直毛の髪の毛とくせ毛の髪の毛の生え方が違ってくるので、少しでもくせ毛を改善できるようにお手入れをしていくことが大切です。
くせ毛はねじれた状態で生えているのでどうしても直毛の髪質ほどツヤが出にくいのでしっかりケアをして髪を落ち着かせてみましょう。
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くせ毛はなぜできるの?
くせ毛は、私自身たくさんのお客様を見てきて様々なタイプのくせ毛があるなぁと感じています。
そのくせ毛は、遺伝によるものから、毛根のゆがみの影響から、毛穴の汚れによる毛穴の詰まりによるもの、ホルモンのバランスが崩れ髪質が変わることから、食事や生活習慣によるもの・・・などの影響でくせ毛になるようです。
それぞれのくせ毛になる特徴を出してみます。
遺伝によるものは、ご両親や祖父母など親族にくせ毛の人がいると、その遺伝が受け継がれて生まれてからくせ毛になっています。
毛根のゆがみは、頭皮の中の毛穴が直毛の場合はそのまま垂直に生えているのですが、くせ毛は毛穴がカーブしているためにゆがんでカーブを作って生えてきてしまいくせ毛になってしまうのです。
ホルモンのバランスが崩れた影響でくせ毛になる現象は、子供のころはくせ毛じゃなかったのにあるときからくせ毛が多くなったという人は、その頃に大きなストレスを感じたり、身体の成長でホルモンバランスの変化での影響だったりします。子供の頃から大人に成長する過程で髪質が変化してくせ毛になってしまう人もいます。
食事や生活習慣からくせ毛になってしまうのは、ダイエットをし過ぎて体に栄養が行き届かない状態が続きそのまま髪の毛にも影響が来て髪も細くなってまっすぐ生えにくくなってしまって細くくせ毛になって切れ毛になってしまいます。また生活習慣では、寝不足や血行不良になってしまうことで髪の毛に血液がうまく流れにくく栄養不足になってそれが原因でくせ毛になってしまうことがあるのです。
毛穴の汚れの詰まりによる原因は、シャンプーやトリートメントの洗い残しやスタイリング剤などが毛穴に付着してしまって毛穴を塞いでしまったり押しつぶされてしまうとくせ毛になりやすくなってしまいます。
髪の内部(コルテックス)はケラチンタンパク質でできていてこの部分が少なくなると髪が健康でいられなくなります。このコルテックスというたんぱく質は2つのタイプがあって、柔らかいタンパク質と硬いタンパク質がバランスよく成分として入っています。その2つのタンパク質が正常であれば直毛で、どちらかに偏った状態になっているとくせ毛になってしまいます。
硬いタンパク質には水分を吸収しづらく、柔らかいタンパク質は水分を吸収しやすいのですが、、外からの影響で例えば天気が雨などで湿気が多いにはボリュームが出やすくなってしまうという時は、柔らかいタンパク質に必要以上に水分を吸収してしまい髪の毛が膨らんだ状態になってしまうことでくせ毛になってしまうのです。
髪の内部を整えるためには、身体の状態もバランスよくすることと、外的な要素としてキューティクルも綺麗な状態にしておくために、外的ダメージを与えないようにしてトリートメントなどでケアをすることもとても大切なことです。
くせ毛を悪化させないために必要なことは?
くせ毛になっている髪を直毛にはできませんが改善することはできるはずです。
くせ毛は髪の毛だからといって諦めないで、、少しずつ髪に対して良いことをするようにケアをすれば、クルクルしたくせ毛が多少落ち着くようになります。
ただ、遺伝性のものや毛根のゆがみ、ねじれからなるくせ毛は、くせ毛自体が改善されるのではなく、髪の毛に良い状態にするためのケアをしていくことになります。
くせ毛の種類も色々あるので、その種類は人種によってもくせ毛が違ってきます。
例えば、黄色人種であるアジア系の人は、直毛の人が多いのですが、7割ほど波状毛という緩やかな大きなウエーブ状のくせ毛が一般的に多いです。
黒人の場合は、とても日差しが強いので紫外線から頭部を守るために縮毛が多いです。
白人の場合は、緩い大きなウエーブ状で、波状毛という形の髪質ですが、アジア系と違うのが、コルテックス(髪の内部)の比率が違う為乾いた状態は直毛なのに、濡らすとくせがでるという特徴を持っている人が多いです。
くせ毛は色々な種類がありますが、くせ毛は乾燥しやすくツヤができにくいのでしっかり髪に対してお手入れをすることでくせ毛がどんどんクルクル悪化しないようにしていきましょう。
くせ毛を悪化しないように、まずは髪を濡らしたまま寝ないことです。濡れた状態の髪はとてもデリケートで弱くなっています。そのまま摩擦が起きてキューティクルが剥がれやすくなり傷みやすくなってしまい、傷んでしまうと髪がまとまらなくなってしまってくせ毛をさらに強くしてしまう可能性があるので、しっかり乾かして寝るようにしましょう。
くせ毛があると、一度はくせ毛を伸ばすためのスタイリングでヘアアイロンで伸ばしたことありませんか?
髪の毛は熱を与えることでタンパク質が変形し表面上はまっすぐになるので、くせ毛が簡単に伸ばせる気軽さが良いですよね。そして何度もくり返ししてしまいませんか?その繰り返しをすることで、実はキューティクルがどんどん溶けてなくなってしまうことも同時に進んでいてその結果タンパク質が流れだし乾燥して逆にくせ毛がひどくなってしまうことがあるので、頻繁にすることは控えたほうが良いです。
そして、美容師からみて毎日のシャンプーで、使うシャンプーでくせ毛を改善できる場合があるのも効果として高いことがあるなぁと思っています。個人差はあるかと思いますが、くせ毛の髪は乾燥毛でもあるので、シャンプーが洗浄力が強すぎることでさらにくせ毛を強くしてしまっていることがあり、途中でサロンで販売されているその方に合ったシャンプーを使っていただくようになったら、髪質が少しずつ変わっていき、そのうち自分でお手入れをするのがやりやすくなったというお客様もいらっしゃいました。
シャンプーはできたら髪に良い優しいアミノ酸シャンプーを使うと良いでしょう。
くせ毛はスタイリングはしずらい?
くせ毛だからといって髪はうまくまとまらないと思い込んでいませんか?
髪がまっすぐで直毛の人が決してスタイリングがしやすいということもなく、カールなどを付けたくても持ちが悪くくせ毛のほうが長時間に持ちが良かったりします。
なのでくせ毛がある程度あったほうが、スタイリングするときにはくせを付けやすく持ちが良いのでメリットじゃないかと思います。
乾燥しがちなくせ毛もスタイリングをオイル系の洗い流さないトリートメントをつければツヤもうまく出ます。なにもつけないでいては、どうしてもくせ毛は広がりやすいので、必ずオイル系のトリートメントで広がりを抑えます。
特にクルクルとくせ毛の髪に乾いた状態のままでいると切れ毛になりやすく、乾燥が切れ毛を増やしてしまうので、スタイリングをするときには、洗い流さないトリートメントは欠かせません。
スタイリングをする前に少し髪を湿らせると仕上げがやりやすくなります。乾かしすぎた状態でスタイリング剤をつけても表面についているだけで、時間が経つとスタイルが崩れやすいのですが髪に少し湿らしてスタイリングを付けると髪に付着してその後乾かしと、仕上げが綺麗に仕上ります。そのタイミングが難しいかもしれませんが・・・慣れてくるとくせ毛を生かしてスタイリングをしやすくなりますから、ぜひ試してみてください。
くせ毛がクルクルしている状態を美容室でロールブラシで伸ばすとふんわり綺麗に仕上るのですが、美容師さんの技術がイマイチ弱かったりするとかえって広がってしまうので、美容師さんによってなので注意ですが。。
切れ毛に悩むくせ毛に、まずは乾燥させないことや髪に栄養を十分行き届かせて睡眠もしっかり取りましょう。くせ毛は改善できることが日ごろのケアや意識でありますので、くせ毛を生かしながらケアをして素敵な髪を作っていきましょう。
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