年齢を重ねてくると前髪、顔の周りやつむじ辺りが髪が細くなってしまい、分け目が目立って切れ毛も気になるようになってきます。
そのような原因はなぜ、起こってしまうのでしょう?
髪が切れたり、抜けたりする場所が決まってしまうとそこから毛根が弱くなってしまい、特に分け目が目立って薄く感じてしまったりするのです。
その原因や対処法で今以上に髪が抜けたり切れたりしないようにケアをする方法をお伝えしていきます。
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分け目が薄く感じてきたけどその原因って何?
朝髪をセットするときに鏡でふと、髪に目をやると以前はもっとふわっとしていたのにボリュームが無くなってきたな・・・と感じる人がいるのではないでしょうか?
昔は、年齢を重ねるごとに髪が細くなってボリュームが無くなってきたと言われていましたが、最近は若い女性も悩んでいる人が多くなってきたように感じます。
ではなぜ、分け目、生え際辺りが薄くなってきてしまうのでしょう?原因は何でしょうか。
まず、毎日の髪をセットするときに、同じスタイルでいつも同じところで分け目をつけていませんか?
私など美容師からそのようなお客様には時には、分け目をいつもと違う位置に変更するように提案をしたりします。
常に同じ位置で分け目をしていると、頭皮はその分け目からの髪の重みで引っ張られてしまい、そこから負担がかかり毛根が弱ってしまうのが原因の一つとなるのです。
毛根が弱るとその力に耐えられず抜け毛となって分け目が薄くなってしまうのです。
特にポニーテールやピンで同じ方向にいつも留めていたりするのはとても危険です。引っ張られている圧がかかるので頭皮も圧に耐えられず、髪全体が弱って切れ毛ができてしまいます。
次に、紫外線を受ける頭皮へのダメージも影響があります。
外に出かけて一番紫外線を浴びやすい場所が、頭頂部の肌が見える分け目です。その紫外線を受けることで髪を傷めるのはもちろん、抜け毛の原因にもなってしまうのです。その原因は、髪を構成する成分の一つタンパク質が、紫外線によって破壊されてしまい、ダメージを受けて髪が細くなって抜け落ちてしまうという現象が起きてしまうのです。
外に出かけるときに紫外線を避けるように帽子や日傘などで対策を取る必要があります。
食事の偏りや栄養不足などの食生活が原因の場合もあります。
髪は何でできているかというと、血液からできています。その血液を作るためには、体の中を健康にしておかなければいけません。食事をバランスよくすることがとても大切なのです。
特に髪の成分となる「タンパク質」を摂取することです。そして「ビタミンB群」や「亜鉛」などです。
食事にも気を付けながら生活習慣を見直すことで、髪も健康的になっていきます。
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分け目が気になり始めた時のケア方法
髪が細くなってきたら一番目に付く場所が、生え際分け目あたりだと思います。
分け目は意外とその部分に負担がかかっていて髪が薄くなりやすい原因でもあるのです。薄くなる前に対処することで、進行を予防できます。
まず、いつもの分け目を時には変えてみること。分け目にあたる負担を少しでも抑えることで予防できます。
その時、いつも分け目を同じ場所にしているため、なかなか癖がついて難しい場合があります。そんな時は、地肌を濡らしてドライヤーで乾かすときに逆の方向から風を送って意識的に分け目を変えていくと良いです。
髪を逆から風を当てることで自然とボリュームも出ます。
次にシャンプーです。洗浄力の弱いアミノ酸系のシャンプーを使用します。頭皮に刺激を与えず優しく洗い上げることができます。成分の中には保湿効果のあるシャンプーもあり乾燥した地肌には効果的です。
シャンプーをしたあと、地肌へのケアとして育毛剤をおすすめします。まだまだ早い・・と思う方もいるかと思いますが、分け目が薄くなって気になってきた時点で育毛剤でお手入れすることで早く予防できます。
今では男性用の育毛剤だけではなく、女性用のものもたくさん種類が出ています。毎日のお手入れとして育毛剤を取り入れて早めの対処をしていきましょう。
自宅ではセルフ頭皮マッサージをすると育毛剤の効果も高くなります。更に美容室でヘッドスパやマッサージシャンプーのメニューがあったら体験してみてください。
ヘッドスパやマッサージシャンプーは、薄くなった髪に特に効果が高く仕上がった髪も艶が出て収まりがとても良くなります。髪が薄くなってきた地肌への血行を良くすることで髪への栄養が吸収され髪がイキイキしてくるのです。
髪の切れ毛の原因と対処法
そもそも切れ毛の原因ってなぜでしょう? もちろん雑な髪への扱いをしていれば切れ毛の原因になりますが、普通にしていても切れ毛ができてしまうという人は、毎日の髪のケアが不足している原因かもしれません。
髪の切れ毛の原因は、髪のケア不足、栄養不足が主な原因となります。薄毛の原因と同じく食べ物(食事)の偏りの原因でも切れ毛がひどくなってしまうことがあります。
お客様で、「最近よく髪が抜けるんです」と言われ見てみると抜け毛ではなく、切れ毛だったりします。根元に近いところから髪が切れてしまっているので、抜けてしまったように思うようです。
抜け毛は髪のサイクルで抜けるので心配ないのですが、切れ毛は知らず知らずに切れてしまうので、早めにケアをする必要があります。
ではなぜ、切れ毛ができてしまうのでしょう?原因は様々ですが、主に生活習慣が原因と言われています。ダイエットやファストフードを良く食べるなど、健康的ではない体の状態になると切れ毛ができてしまうようです。
また、女性ホルモンの分泌が鈍くなってしまったり髪の毛を洗う時髪を傷つけてしまったりすることも原因の一つです。
ヘアカラーを頻繁にしすぎるのも切れ毛の原因になります。美容室でヘアカラーをする場合は髪への負担を抑えてするので切れ毛になるほどの原因にはならないのですが、自宅で白髪が気になるごとに染めている方は特に切れ毛が多いように見受けられます。
自宅で染めるカラー剤と美容室で染めるカラー剤は、内容成分が違っています。ホームカラーは簡単に染まるように調合されていますが、美容室の場合は髪を傷めないよう塗る分量、時間、技術、カラー成分のこだわりがあります。そのため美容室で染めた場合は、そこまで髪に負担がかからないので切れ毛にはなりにくいのです。
特に気になる前髪は、一番触れる回数が多く刺激も多くなります。顔を洗う時に変え際が濡れて、ドライヤーで乾かすときも当たりすぎてしまったり、と触れる回数が前髪が一番多く切れ毛もピンピン短い髪となってしまうことになるのです。
切れ毛が気になったら一度カットすることもおすすめです。髪をそのままにしておくよりも、髪をカットして痛みを最小限にして綺麗な髪に戻すのもひとつです。
あまり髪を切りたくない!という人は、毛先を少しカットしてトリートメントを毎日します。パサつくことが髪への悪影響となるので、パサつかないようにケアをします。
トリートメントも自宅ではシャンプー後にしますが、パサつきが気になるようでしたら、美容室でスペシャルトリートメントをすることをおすすめします。
美容室ではしっかりトリートメントを念入りに髪への栄養を与えていくので、仕上がりがずいぶん違ってくると思います。切れ毛はキューティクルのダメージになっているので、髪の中へ栄養を与えながらキューティクルを整えていくことで、髪が綺麗に収まってくれます。
最後に、ひどい原因になってしまうのは、地肌が健康でなければ髪が薄くなってしまい、薄くなった髪は栄養が行き届かなくなったことで切れ毛ができてパサついてしまうという悪循環を起こしてしまいます。
まずは、地肌をしっかりケアをして食生活や生活習慣を整えて、髪へのケアをすることで美しい綺麗な髪を維持していけるようにしましょう!
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